子供の真性包茎は大丈夫? 気になるペニスの衛生状態

お子さんのペニスについて気になるけれど、母親の自分には分からなくて困っている、という方も多いでしょう。

そこで今回は、子供の真性包茎について取り上げてみたいと思います。

そもそも真性包茎とは

そもそも真性包茎とはどういった状態か、念のため確認しましょう。

ペニスの亀頭部分が包皮に覆われて露出していない状態を一般的に、包茎と言いますが、亀頭がすっぽりと完全に包皮に覆われている状態を特に真性包茎と言います。

その姿は、ウィンナーのようにも見えます。

誰でも最初は真性包茎

包茎と言えば、世間のイメージは必ずしも良くないかもしれません。

男性向け雑誌などには包茎手術の広告が掲載されていて、改善するべき身体上の欠陥のように扱われている節すらあります。

たしかに包茎の種類によっては手術で

しかし、実は生まれた当初、大半の男性は真性包茎です。

成長と共に包皮は後退し、次第に亀頭がその姿を現すようになります。

1、2歳の乳児期の真性包茎の割合

1、2歳の真性包茎の割合は約86%と言われています。

つまり、10人乳児がいれば8、9人は真性包茎ということです。

ですので、乳児の頃の真性包茎はまったく気にする必要はありません。

また、このころはまだ包皮と亀頭が癒着している、つまりくっついている状態ですので、無理に包皮を剥こうとするのはかえって危険です。

3、4歳の幼児期の真性包茎の割合

成長するにつれ、包皮と亀頭の癒着が解けてくるため、年齢とともに真性包茎の割合は低下します。

一般的に3、4歳となると真性包茎の割合は約34%と言われています。

乳児の頃は、大半の子供が真性包茎でしたが、このころになると、真性包茎でない子供の方が大半となります。

ただし、真性包茎でないからと言って、完全に亀頭部分に包皮が被っていない露茎であるとも限りません。

部分的に亀頭に皮を被っている、仮性包茎状態であることが多いです。

これは包皮と亀頭の癒着がまだ残っている影響です。

年齢と共にさらに癒着が解けて、亀頭の露出範囲が広がっていきます。

高校生の真性包茎の割合

高校生になると、包皮と亀頭の癒着がさらに解けているため、幼児期の頃より低い25%となっています。

高校生くらいになると本人も周りの同級生などと比較して、真性包茎であることを悩むかもしれません。

しかし、この時期は4人に1人が真性包茎です。

まだまだ二次性徴中の子供も多く、身体の成長に合わせて状況が変わる余地があるので、焦る必要はありません。

成人男性の真性包茎の割合

最後は成人男性の真性包茎の割合です。

これは全体で約2%と言われています。

手術を含めた処置法を実施して真性包茎でなくなった方も中にはいらっしゃいますが、多くの場合は年齢と共に亀頭の露出が行われるようになるのです。

ただし、繰り返しになりますが、真性包茎ではないということは完全に亀頭部分に包皮が被っていない露茎である、ということを意味しません。

日本の成人男性の場合、露茎は約30%と言われており、残りの約68%は仮性包茎です。

日本では露茎の方は意外と珍しい存在です。

子供の包茎は放置していても良いの?

このページを開けたが、一番気になっているのは、子供の包茎はどう扱えば良いのかではないでしょうか。

そこでここからは、子供の包茎の扱いについて見ていきましょう。

基本的には放置でOK

結論から言えば、特段、なにかを行う必要は必ずしもあるとは言えません

すでにご紹介してきた通り、基本的には成長と共にしかるべき状態になっていきますので、自然の摂理に任せる、というのも一つの選択です。

炎症には注意

ただ、一つ注意しておきたいのが炎症です。

包茎の場合、包皮と亀頭の隙間に垢が溜まってしまいます。

その垢の中で細菌が繁殖するなどして、炎症を起こしてしまうことがあります。

子供さんがペニスの痛みを訴えた場合は、泌尿器科、特に小児泌尿器科へ相談した方が良いでしょう。

ちなみに、この包皮と亀頭の隙間に溜まる垢のことを特に恥垢(ちこう)と呼びます。

むきむき体操は不要なの?

上でご紹介した通り、包茎であることが原因で泌尿器科にかかる可能性が確かにあります。

その対策として、小さいうちに包茎を剥いてしまおうという発想で行われているのが、ムキムキ体操です。

時間が解決するものとして、成り行きに任せるのか、それともむきむき体操を行って真性包茎を行うかは、それぞれ親御さんの価値観で判断するべきでしょう。

割礼も

諸外国に比べて日本は包茎の男性の割合が他国に比べて多いと言われています。

一番の理由は、ユダヤ教やその影響を受けたイスラム教やキリスト教の一部宗派、それからアフリカ・オセアニアの民族の中では割礼風習があるためだと言われています。

割礼とは亀頭にかかっている包皮を取り除く外科的治療です。

この宗教的習慣は恥垢対策で始まったと考えられており、現在のアメリカでは宗教と関係なく健康のために子供に受けさせる親御さんも多く、約60%の男児が受けたとする資料もあります。

日本でも一部の病院で行われているため、興味を持った方は相談してみても良いかもしれません

まとめ

今回は子供の真性包茎について取り上げました。

おそらく今現在の成人男性の大半は、親御さんによるむきむき体操など特別な処置を受けることなく、ここまで来ているかと思います。

そういう意味では、親御さんがなにか行う必要はないと言えるかもしれません。

しかし、真性包茎にはメリットがあるのも確かです。

どうするべきかは、親御さん同士で話し合って決めるべきことです。

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