包茎手術は子供でもするべき?衛生面的に行った方が良いの?

子供のペニスについてどうすれば良いか悩んでいる親御さんも多いでしょう。

そこで今回は、子供の包茎手術について、世界の割礼文化も含めて見ていきたいと思います。

子供の包茎は普通?

まずは子供の包茎について基本を確認してみましょう。

新生児のほぼ100%が真性包茎

見出しの通りで、新生児のほぼ100%が真性包茎です。

成人して露茎になっている方もそうでない方も生まれたときは同じなのです。

ある意味では生まれてきた子供が真性包茎であることを嘆く必要はないと言えるかもしれません。

年齢と共に真性包茎の割合は減少

新生児はほぼ100%が真性包茎ですが、年齢と共にその割合は減少するようです。

データによって多少の振れ幅がありますが、おおむね、1歳までの乳児で約80%,1歳から5歳の未就学児が約60%,6歳から12歳の小学生では約30%でみられています。

年齢と共に真性包茎の割合が減っています。

この中に包茎手術を受けた子供がいるのも確かですが、大半は包茎手術に寄らない方法で剥けています。

海外での状況は?

海外では子供の包茎手術は行われているのでしょうか?

少々見ていきたいと思います。

宗教的な理由の割礼

ユダヤ教やユダヤ教の流れを組むキリスト教の一部では包皮を切り取る儀式・風習である割礼が必須であったり、推奨されていたりします。

この割礼は医学の立場からすると、包茎手術と同じものです。

ユダヤ教の信者数はユダヤ教やイスラム教よりも少ないですが、長らく放浪の民として世界中に散らばっていたため、割礼を子供に受けさせたい方のために子供の包茎手術を行う病院が、日本にはもちろん多くの国にあります。

なぜ割礼という儀式がユダヤ教にあるのかについてですが、一般的には割礼はもともとユダヤ教発祥の地である中東地域の風習だったと考えられています。

包茎だと包皮と陰茎の間に垢が溜まり、衛生面で不利があります。

中東の砂漠地域では水が貴重なため、洗って清潔な状態に保つのが難しく、包茎であることが原因の病気がしばしば発生していたため、いわば“生活の知恵”として割礼が始まり、それが信仰に組み込まれた、という説です。

ちなみに、キリスト教は信者を増やす布教活動の中で割礼の習慣のない地域でも受け入れられるように割礼は義務化されなくなった、と言われています。

宗教的な理由ではない包茎手術

宗教的な理由ではない包茎手術を行う国があります。

具体的にはアメリカと韓国です。

アメリカはキリスト教の中でも特にプロテスタントの信者が多く、宗教的には割礼が求められていませんが、衛生上の理由から子供の割礼が広く行われるようになりました

ただし、近年ではアメリカでも子供の包茎手術(割礼)を行わない家庭が増えているようです。

例えば、世界的にヒットし日本でもNHKで放送されていたアメリカの医療ドラマ『ER』にこんなエピソードがありました。

主人公である医者のカーターの師であるベントンに息子ができたとき、ベントンは割礼を受けさせたくなかったものの、パートナーは割礼を受けさせたいと考えており喧嘩になってしまいます。

結果的には、ベントンに内緒で割礼をされてしまい、ベントンが怒って言い争いになるのですが、現実の世界でも、アメリカでは新生児の約6割が割礼を受けていたが、アメリカの小児学会では必ずしも割礼を推奨しているわけではない、という事実があります。

医者であるベントンはそのことを知って、子供にメスを入れるのを反対していたのでしょう。

もう一つの宗教に寄らない包茎手術国家である韓国では、主要な宗教がキリスト教や仏教にも関わらず高校生以下の9割が包茎手術を受けているとする報道もあるそうです。

包茎手術を受けた動機の多くが衛生面からではなく、「軍隊に入ったときにいじめられないようにするため」という徴兵制の韓国ならではの理由と言えそうです。

アメリカ以上に包茎手術を受けるのが当たり前になっているのです。

結局、包茎手術はした方が良い?

ここまでいろいろ見てきていきましたが、結局、子供の包茎手術って行うべきなのかを改めて整理したいと思います。

強いて行う理由はないかも

ユダヤ教に割礼があるのは衛生面からみてメリットがあるからだとお伝えしました。

そういう意味では子供の包茎手術には行う意味があると言えます。

ただし、世の男性の多くが包茎手術を受けずとも立派に成長しています。

親御さんの価値観に左右されるものかと思いますが、衛生面でも配慮可能な今の日本で、メスを使った外科的治療である包茎手術を子供に受けさせる特別な理由を見出すのは難しいのかもしれません。

専門家の間でも意見が分かれており、泌尿器科の医師へのアンケートでも包茎手術是認が47%、反対が52%とほぼ半々です。

費用は?

費用について見ておきましょう。

子供の場合、保険診療対象の真性包茎であることが多いため、2~3万円です。

まとめ

今回は子供の包茎手術の必要性について見ていきました。

結論から言えば、子供に包茎手術(割礼)を行うことが普通のことである国もある一方で、日本は一般的でなく、専門家の評価も分かれており、絶対の正解がありません。

親御さんの考え方次第ですが、包茎手術を行うのであれば、痛みを伴うため、早いうちに受けさせる方がベターかと思います。

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