真性包茎やカントン包茎がコンドームをつける時の注意点

現在、セーフセックスの基本とも言えることが、コンドームを着用することです。

コンドームの着用で完全に性病が防げるとは限りませんが、かなりの確率でリスクを回避することが出来ます。

そのため、「セーフセックス=コンドーム着用」と言っても過言ではありません。

コンドームは、性行為前に勃起した陰茎に装着するものです。

殆どが包皮を剥き、完全に亀頭を露出した状態でコンドームを装着します。

そのため、殆どのコンドームの装着の説明は、仮性包茎を主に例に挙げています。

では、真性包茎やカントン包茎がコンドームを付ける時にはどのような注意点があるのでしょうか。

仮性包茎でない真性包茎やカントン包茎でも、性行為時にコンドームを着用することにより性病を予防することが出来ます。

そのため、大変意義のあることです。

ここでは真性包茎やカントン包茎がコンドームを付ける際にどのようなことに注意すべきかなどを述べたいと思います。

包茎の種類

そもそも包茎と言っても、様々な種類があります。

殆どの男性が仮性包茎と呼ばれる状態です。

日本人男性の約6割~7割が、この仮性包茎と言われています。

この仮性包茎は、普段は亀頭が包皮を被っていますが、平常時や勃起時に簡単に剥ける状態の陰茎を指します。

恥垢がたまることもありますが、基本的に入浴時に剥いて洗えば問題ありません。

そのため、特に治療の対象とは見なされていません。

では、仮性包茎以外には、どのような包茎の種類があるのでしょうか。

ここでは、その種類と特徴を述べたいと思います。

真性包茎

真性包茎とは、どのような状態のことを言うのでしょうか。

真性包茎は、常に亀頭が包皮に覆われていて、平常時や勃起時に関わらず包皮を剥くことが出来ない状態を指します。

無理に剥こうとすると、痛みが走るため大変危険です。

そのため、包皮と亀頭の間に恥垢が溜まりやすく、不潔になりやすいというデメリットがあります。

この恥垢は、尿や精液などの分泌物の残骸です。

これらが乾燥し、亀頭やカリ首に垢として溜まります。

包皮を被っていると、その熱で臭いを放つ危険性もあります。

その他、不潔になることでウイルスや感染症にもかかるリスクが高くなります。

そのため、出来る限り治療をすべきです。

カントン包茎

では、カントン包茎は真性包茎と比較した場合、どのような特徴があるのでしょうか。

カントン包茎は、平常時は包皮を剥くことは出来ます。

しかし包皮口が狭いため、勃起時に無理に剥いた時に亀頭の根元を締め付けてうっ血させてしまいます。

そのため、亀頭が変色し、激烈な痛みが襲う危険性があります。

適切な処置をしない場合、細胞が壊死してしまう危険性があります。

例として、指先を輪ゴムで縛ってみると、徐々に指先が紫色に変色していくことが確認できるはずです。

そもそもうっ血とは、血流の障害により静脈内に血液がたまった状態を指します。

このため、局所は酸素が欠乏しチアノーゼと呼ばれる状態になります。

そのため、大変危険な状態と言えます。

仮性包茎と比較した真性包茎とカントン包茎

では、仮性包茎と比較した場合、真性包茎やカントン包茎はどのような特徴があるのでしょうか。

仮性包茎は、平常時や勃起時に関わらず包皮を反転し、亀頭を露出することが可能です。

平常時は個人により程度の差はあれ、包皮を被っています。

個人によっても包皮の被り具合は異なります。

完全に包皮が亀頭を覆っている場合や、亀頭の先端が露出している人、カリ首のみ包皮に覆われている人など千差万別です。

共通して言えることは、仮性包茎は平常時や勃起時共に、簡単に包皮を剥くことが出来るということです。

しかし真性包茎は、常に亀頭が包皮に覆われているため、平常時でも包皮を剥くことが困難な状態です。

無理に剥こうとすると痛みが走るため、大変危険です。

カントン包茎は、通常時は包皮を剥くことは可能です。

しかし勃起時などに無理に剥いた時に包皮が腫れ、亀頭の根元を締め付けてしまいます。

このことにより、元に戻せなくなり痛みを感じてしまいます。

真性包茎がコンドームをつける時の注意点

真性包茎は、平常時及び勃起時に関わらず包皮を剥くことが出来ないことはすでにご説明しました。

では、真性包茎の人がセーフセックスとしてコンドームを着用する場合、どのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。

真性包茎の人は、包皮が亀頭を包み込んだ状態で剥けないため、ややきついコンドームを選択すると良いでしょう。

皮を被った陰茎をしっかりと包み込んで固定し、外れないように定着するコンドームがお勧めです。

真性包茎の場合、包皮を被ったままの状態でコンドームを装着することになります。

通常コンドームは包皮を剥き、亀頭を露出させ、陰毛を巻き込まないように注意しながら陰茎に装着します。

コンドームの説明書にもそのように記載されています。

殆どの男性が仮性包茎もしくは割礼や包茎手術をして、亀頭が露出出来るはずです。

そのため、コンドームも亀頭が露出出来る前提で作成されています。

しかし真性包茎の場合は、亀頭が露出出来ないため包皮の上からコンドームを装着することになります。

その場合、ピストン運動で抜けやすくなってしまう危険性があります。

そのため、女性の膣の中にコンドームが抜けてしまうことも考えられます。

万一そのような場合、シャワーなどで洗い流し、指でコンドームを掴み、ゆっくりと引き抜いて下さい。

カントン包茎がコンドームをつける時の注意点

では、カントン包茎の人がコンドームを着用する場合に注意する点はどのようなものがあるのでしょうか。

初めは陰茎の根元まで包皮を手繰り寄せて下さい。

無理に剥くと亀頭の根元を締め付けてしまいます。

そのため皮膚を傷つけないように、そして陰毛を巻き込まないように注意して亀頭を露出させて下さい。

焦って無理に剥かないように気を付けて下さい。

そしてその状態でコンドームを装着します。

コンドームを包皮の手前まで持ってきて、そのままの状態を保ちます。

コンドームの根元と包皮を持ち、亀頭の方向へ戻していきます。

このようにすれば、下に集まっていた包皮が自然とコンドームの中に入っていきます。

初めは慣れないために戸惑うかも知れませんが、何度が試すうちに慣れてくるはずです。

コンドームのリスクを抜きにしても・・・

真性包茎やカントン包茎は、仮性包茎と比較してもコンドームの付けた方が異なります。

コンドームが途中で外れないようにすることが重要です。

コンドームの装着などに限らず真性包茎やカントン包茎は、やはり治療すべきでしょう。

恥垢が溜まり不潔になりやすく、常に包皮に覆われているため早漏になりやすい欠点があります。

無論、仮性包茎も包皮に覆われていて早漏の原因にもなることもありますが、包皮を剥くことが出来ます。

そのため、オナニーで亀頭を鍛えることは可能です。

そのような点から見ても、真性包茎やカントン包茎は、一刻も早く治療すべきです。

真性包茎・カントン包茎への対処方法

では、真性包茎やカントン包茎に対し、どのように対処すれば良いのでしょうか。

ここでは、手術を受ける方法や、自力で真性包茎を治す方法などを紹介していきたいと思います。

自力で真性包茎を治す方法もありますが、自己責任になるので注意が必要です。

包皮を剥くことに専念し、亀頭や陰茎を傷つけることのないように気を付けていただきたいと思います。

特にカントン包茎は、亀頭を締め付けるために一刻も早い処置が必要な場合があります。

最悪の場合、亀頭が壊死してしまう危険性があるため、くれぐれも無理をしないようにお願い致します。

手術

真性包茎やカントン包茎を治療する最も効率的な方法は、包茎手術と言えます。

しかも真性包茎やカントン包茎は、仮性包茎と比較しても安価で手術出来る可能性があります。

日常生活に支障をきたすと判断されれば、保険適用になる可能性があります。

しかし保険適用の場合、包茎手術は「障害を取りのぞく」ことが主眼のため、見た目の良さは考慮されません。

そのため、明らかに包皮を切った跡が残る危険性や、ツートンカラーになることもあります。

どうしても見た目のきれいさや自然さにこだわるのであれば、費用は高額になりますが美容クリニックが良いでしょう。

特に、亀頭直下埋没法がお勧めです。

この亀頭直下埋没法は、切除縫合ラインが亀頭の真下のくびれに隠れるため、傷跡が目立ちません。

もともと仮性包茎の手術に用いられていますが、クリニックなら真性包茎でも亀頭直下埋没法を行っているとこともあります。

キトー君

キトー君は、真性包茎矯正器具です。

真性包茎は、包皮の先端が剥きづらいことが特徴と言えます。

そのため、このキトー君は包皮の先端を広げるための器具と言えます。

使用方法は、ペンチのような形状のキトー君を握ります。

通常のペンチは握ると先端が閉じますが、キトー君は握ると先端が開く構造になっています。

まずは包皮の隙間にキトー君の先端を入れ、ゆっくりとグリップを握ります。

そして先端の包皮を広げていきます。

痛みを我慢しての使用は危険ですので、もし痛みを感じたら、直ちに使用を中止して下さい。

人間の皮膚は、長い間伸ばしていると徐々に伸びていきます。

焦らず、時間をかけてゆっくり行って下さい。

民間療法はおすすめできない?

現在、インターネットなどを中心に、仮性、真性問わず包茎を自力で治す方法が紹介されています。

しかし、かならずしも効果があるとは限らないどころか、逆に陰茎を痛めてしまうものもあります。

真性包茎やカントン包茎は、包皮が剥けなかったり、亀頭を締め付けるなど危険な状態と言えます。

ホームページによっては「剥いて治す」などと記載があるものがあり、大変危険です。

例として社員旅行で新入社員の真性包茎を無理やり剥いた事例がありました。

これは大変危険な行為であり、傷害罪に相当します。

最悪な事態として、陰茎が壊死してしまうこともあります。

そのため、自己判断はせず、必ず専門医の診断を仰いで下さい。

包茎クリニックの場合、24時間365日の男性カウンセラーによる電話でのカウンセリングを行っている所が多いです。

同じ男性同士、恥ずかしがらずに相談してほしいと思います。

まとめ

真性包茎やカントン包茎は、仮性包茎と比較しても包皮が剥きづらいなどの弊害があります。

そのため、出来る限り早急な治療をお勧めします。

コンドームの着用は、セーフセックスの基本です。

しかし真性包茎で包皮が剥けないまま包皮の上からコンドームを着用した場合、抜けてしまう危険性もあります。

確かに、真性包茎やかんとん包茎でもコンドームの着用は可能です。

しかし真性包茎やカントン包茎は、陰茎が先細りになることも多く、そのようなこともコンドームが抜けてしまう危険性を助長します。

やはり、出来る限り包茎手術を受けることをお勧めします。

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